大阪九条のシネヌーヴォで鑑賞。公式サイトはこちら。でも予習なしで観るのもいい。
ちょっと懐かしい感じの映画。60~70年代のやたら勢いと熱量を持った映画のようだと思った。
ロケ地が素敵。スンバ島という荒涼な大地が広がる島だ。その白っぽい大地とその奥に見える紺碧の海との対比が幻想的だ。
妊婦の扱いが荒々しいのでてっきり男性監督が撮ったのかと思ったが、80年生まれのモーリー・スリヤという女性だった。
この映画に登場する女性はみんなとても魅力的だ。男に虐げられているがものすごくタフだ。特に結婚式に馬を届ける女性の肝の据わり方がちょっとツボにハマった。
ラストシーンもカッコいい。昔のアクション時代劇ってまさにあんな終わり方だよなあと思った(派手な音楽とドーンと飛び出る「終」という字がないぐらいw)。
インドネシア映画も最近はいろんなジャンルが増えてきている。