プロデューサー:エリック曾志偉、監督:ピーター陳可辛、1993年にUFOで制作された、香港映画が一番輝いていた(自分の中で)時に作られた映画。
銀行に務めるトム(トニー梁朝偉)はフィアンセに頭が上がらない。女たらしのディック(梁家輝)は惠芳(アニタ袁詠儀)を都合のいい女扱いしながら毎日のナンパは欠かせない。毛仔(ローレンス鄭丹瑞)は奥手だが、実はフランス語が得意だったりする。
そんな3人が同居しているが、それぞれの恋に波乱が訪れる。
陳可辛らしく下ネタ満載でも都会的なオシャレ映画に仕上がっている。ポスターからしても目指しているのはアメリカの軽いラブコメだろう。
特にウケたのが3人が「老二(小弟とも言うw)」に扮して会話するところ。ハゲヅラに白塗りがハマりすぎだよ!!
90年代の香港映画はこんな無茶をしながらも、最後はじんわり泣かせたりするので大好きだ。