弥生美術館で「線と言葉・楠本まきの仕事展」を観る

2021年6月から京都国際マンガミュージアムで開催されていたのをうっかり見逃していたので、東京で鑑賞。

私も20代の頃はすっかりハマっていた。しかし何度も引っ越しするので、今では愛蔵書も実家の段ボールの中に眠ったままである。

楠本まきは筆が遅いことで有名だが、ここで展示されている原稿を見て納得した。ミリ単位のこだわりがすごい。逆によく雑誌に連載出来たなあと思う。

今はイギリスに住んでいるということも納得である。何となく今の絵の方がやさしい感じがする。角がとれたというか。

昔よく遊んでいた友達に久しぶりに会ったような、そんな気分になった。