絵本のような世界観「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」

東京国際映画祭では抽選に漏れた。

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今回も思う存分に美術を楽しめた。でもどれも映っている時間が短すぎる。もっとじっくり観てみたい。

架空の街の架空の雑誌と架空の記事。ページをめくるように次々と物語が展開する。

出演陣が豪華。レア・セドゥは堂々とした脱ぎっぷり。看守の制服姿もかっこいい。シアーシャ・ローナンがほんとにチョイ役出演で驚く。かわいかったけど。メイン以外の一瞬しか登場しないキャラたちにも愛に溢れている。細かい部分にも手を抜いていない。

POPでパステルでカラフルなまるで綿菓子のような見た目とは裏腹に、中身は結構骨太というか辛辣なのもいつも通りだ。

そんなウェス・アンダーソンの世界観を愛してやまないファンが、インスタグラムに投降した写真を集めた本が2020年に出版されている。

表紙からしていい感じ。これでロケハンも出来そう。