第1シリーズは全8話。この後第3シリーズまで続き、全部で24話まで。ルビー姐さんがプロデューサーと主演を務めていて、その関係か出演者が豪華。こんなお店が実際にあったら繁盛すること間違いないよね。
中心になっているのは1988年の林森北路にある日本式クラブ「光」。林心如(ルビー・リン)演じるローズと、楊謹華(シェリル・ヤン)演じるスーがママとなってお店を切り盛りしている。
それと時間が交錯しながら語られるのが、女性の遺棄死体。どうやら「光」と関係している人物らしいが、詳細は徐々にか語られない。このあたりのミステリー仕立てが実にうまい。
お金を持っているNetflix制作らしく、林森北路の街並みや、それぞれの部屋、衣装も80年代をゴーシャスに再現している。
2人のママ以上にお店の女たちも一筋縄ではいかないキャラばかり。個人的には雅雅の変身ぶりに一番期待している。
一番の見どころはローズの誕生日パーティーでの、ローズとスーの緊張したやりとり。女同士のケンカというと安易にヒステリックな演出をやりがちだが、そんなんじゃちっとも怖くないだろう。このシーンは本当にゾクゾクする。
第2シーズン以降の配信予定はまだ発表されていないが、第1シーズンの内容を忘れないうちに早く次を配信して欲しい。
今後呉慷仁(ウー・カンレン)もローズのライバルとして登場する予定。呉慷仁は何でも演じるなあ。