日本のお正月映画にドニーさん登場。ハードなアクションにユルいギャグ。家族みんなで観るのに丁度いい。
あらすじは置いといて。序盤からカーアクションで飛ばして最後は東京タワーでの決闘で締める。一時流行った韓国流のリアルなアクションではなく、見栄え重視の香港流アクションがたっぷり堪能できる。ドニーさんは華麗な足技以外にも、空中で体をひねりながらの後ろ蹴りとか、体の柔らかさと機敏さはお見事としかいいようがない。どのアクションも殴られたりした後のリアクションが大げさなのがおかしい。
新宿の街は中国大陸の撮影所で強大なセットを一から作っている。お店の中の張り紙まで手を抜いていないのがうれしい。
テンポが速くてカメラのカット割りが細かいのは監督が日本人だからだろうか。
CGの技術が格段に良くなっている。東京タワーのシーンはセットとの合成だと分かっていても、不自然さが全然ない。
更に驚いたのがこのシーン。
これが隠れちゃうのがすごい。私はてっきりワイヤーで上から釣っているのかと思った。
宣伝用の動画がyoutubeでいろいろあがっているので、それを見るのも楽しい。
葉問、伝説のヤクザ、学校の先生、デブゴンときて、次回作はどんなドニーさんが見られるのかとても楽しみ。