東京国際映画祭で「失われた殺人の記憶」を観る

予告編がいい感じだったので観てみたが、期待を上回ることはなかった。

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これが監督のデビュー作品ということで、新人監督にありがちないろいろ考えすぎた部分が多かった。最初の舞台あいさつで監督から「犯人捜しよりじっくり内容を観て欲しい」みたいなことを言われたが、主人公が見栄っ張りで大酒飲みのギャンブル依存症のダメ男で、そのダメっぷりを延々見せられただけだった。それに反して良く出来たヨメなのに、結局は殺され損だったというオチもどうだろう。最初のセックスシーンはツカミとミスリードを誘うためなんだろうが、死因は鈍器で殴られたためって全然違うし。

元ネタはWEB漫画でそこに監督が肉付けしていったのだろうが、何が言いたかったのか?記憶を遡るごとに新しい事実が見つかって話が二転三転してハラハラドキドキ胸キュン!的な展開を期待していたが、ただ単に男にとって都合のいい内容だった。唯一良かったのはキム室長のあくどい遣り口だったな。