ナガルコットまで日の出を見に行く

今日はバスでバクタプル乗り換えでナガルコットまで行く。ナガルコットの雲海リゾートで日の出を見るためだ。シェラフと洗面道具だけ持って、ラトナパークのミニバスに乗り込む。

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車酔い防止のため前の窓際席をキープ。お客を限界まで乗せてからやっとバスは出発。カトマンズのバスは乗ったら最後途中下車は出来ないと思い、その後市内の移動は全部徒歩にした。

バクタプルは終点ではないので、バスのお兄ちゃんに何度も「バクタプルで降ろしてくれ!」確認する。このお兄ちゃんも結構イケメン。

渋滞の市内を抜け高速道路に入るとお客は少なくなった。土地勘がまったくないので、心臓がドキドキしっぱなし。レンガ造りの建物が多くなったなあと思ったら「ここだ」と言われる。降りても全然どこなのか分からない。ここでも道行く人に尋ねてまずはダルバール広場の入り口に向かう。そこでチケットを買い、明日も来るので有効期間を延長する手続きをしようとしたらメインゲートの事務所に行ってくれと言われる。私が降りたのは東の端にあるゲートだった。

ダルバール広場は広いのでここでたっぷり観光する。とりあえずバクタプル名物のヨーグルトを堪能。おいしい。

地震の影響で倒れた建物の復興はまだ終わっていない。それでもすばらしい景観だ。

途中屋根のあるところで一休みすると、ネパリのイケメンが声を掛けてきた。

「英語でガイドをするけどどう?」

「一人でふらふら見るのが好きだからいいっすよ。」

てな話からずーーーと離れない。そのままおしゃべりしていたが

「もうお腹すいたからご飯食べに行くね。」

「じゃ僕のなじみのお店に案内するよ。」

と言われたのでとりあえずついていく。「これでぼったくりのお店に入らされるのか?」と警戒していたら、安食堂みたいな場所に案内された。英語のメニューもない場所なので無難に焼きそばを注文する。味は正直おいしくない。彼は「お腹すいていないから」とアイスコーヒーだけ。

結局お金は全部私が払った。でもすっごく安い。確かさっき地震で家を失ってたいへんて言ってたな。実はごはんも奢って欲しかったとか???

店を出てそのまま別れる。結局彼はガイドの仕事も手に入らなかったし、ご飯も食べられなかった。気前のいい豪勢な姉さんだったら、ここでどーんと奢るかもしれない。相手は若くてイケメンで家なき子なんだし。

やっぱり相手を見極めてくれないと。すまん。

午後にナガルコット行きのミニバスに乗って山をぐんぐん登る。着いたかなと思いきや更にバスは走ってしまい、歩いて1キロぐらいナガルコットのバス停まで戻ることになってしまった。その後雲海リゾートホテルまで更に歩いてヘロヘロになる。最初ドミトリーは空いていないと言われ困ったが、前もってメールで予約したと伝えるとドミトリーで泊まらせてくれた。2月のオフシーズンだからかもしれない。

ありがたいことに日本語の本がいくつかあった。黒柳徹子の「マイ・フレンズ」を読みながら夕焼けを見る。霞んでいたが正面のランタンはしっかり見ることが出来た。

明日の日の出が楽しみだ。