台湾一周の旅ー花蓮

今日は「 太魯閣(タロコ)渓谷」に行く。観光用のバスが1時間に1本あり、それで直接一番標高の高い場所まで行き、下りながら戻って疲れたらまたそのバスに乗って帰る予定だ。

あいにくの雨で傘を差しながら歩く。途中山道にそれたら、これがアトラクションみたいな山道で、わくわくしながら進む。

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スマホのライトがあって助かった。

この道以外はちゃんとアスファルト舗装のしてある道ばかりだった。崖をくり抜いて道をつくったのがすごい。

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ここで歩き疲れたので、ふもとまでバスで降りる。木陰のベンチで休んでいたら何かうんと小さい黒い虫に腕を刺されまくられた。ボールペンでちょんとしたぐらいの小ささの虫。うわーと思って今更だけど虫よけスプレーを使いまくる。遅いんだけど。

市内まで戻ろうとまた同じ観光用のバスに乗ったつもりが、実は普通の路線バスでぐるぐる遠回りしながらやっと駅前に着く。太魯閣の帰りについでに七星潭で夕日を見る予定だったが叶わず、意地で駅から海が見える場所まで歩く。

砂浜は無いが、堤防の上でぼーと過ごすと戦闘機や輸送機がびゅんびゅん飛んでいく。そういえば花蓮には空軍基地があるんだった。

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「想飛(2014)」という台湾版トップガン的な映画がある。その映画自体は一番肝心な飛ぶシーンでCGを使っていて何だかなという内容なのだが、同時にTVで空軍パイロットのドキュメンタリーを放送してこれがよかった。戦闘機に乗る時5G~7Gかかるため大抵の人は乗ったまま失神してしまう。これを訓練するというのだからすごい。

戦闘機に乗るパイロットというのはまさにエリート中のエリートなのだ。

ということを分かった後で「空飛ぶ広報室」を読むとまた理解が深まったりする。