日本で先に公開しているが、台湾では今日から公開。
監督は以前台湾に住んだことがあるらしく、何が台湾らしいかをよく分かっていると感じた。台湾人が話しているのが中国語と台湾語のちゃんぽんだったり、いかにも観光地な場所(九份は日本人なら一度は通る場所なので仕方がないかな)ではなく、ごく普通の街並みが多かったり。それ以外にもリンちゃんが初めて茂木さんに電話した時に2人がいたのがそれぞれのファミマで、そういった日本と台湾の共通点も描かれている。
そして恋愛初期のウキウキわくわくする感じがこちらにも伝わってくて楽しい。簡嫚書(ジエン・マンシュー)が天真爛漫なリンちゃん役を演じることが出来るのか少し不安だったが、全然杞憂だった。彼女は何でも出来るんだね。将来女優だけでなく製作とか監督(短編はすでに監督済み)もやりそうなくらいの切れ者だ。
林美秀が出演していたのもうれしい。日本語がうまい。わざと下手に言えるぐらいうまい。