今一番人気のドラマ「三生三世十里桃花(永遠の桃花~三生三世~)」

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楊幂(ヤン・ミー)と趙又廷(マーク・チャオ)が主演の中華ファンタジー。全部観てから感想書こうと思ったらいつになるか分からないので(全58話)、とりあえず気付いたことだけ。

キャラ設定は張叔平(ウィリアム・チョン)なので衣装が美しい。ともすれば盛って盛って最後はエライことになりがちな時代劇の衣装&髪型も、ここではとてもシンプルにまとまっている。薄い素材を重ねたチュチュのような衣装が人物の動きに合わせて揺れるたびきゅんきゅんする。

で、このドラマの一番の特徴はほとんどスタジオで撮影されていることだろう。背景はCG処理。自然光ではないのでさらにファンタジー感が強くなっている。少ない外でのロケは雲南省で撮影されている。ここは逆にCGなんじゃないかと思うぐらいの美しさだ。

そして出てくる男子がみんな色白wそして区別がつかないくらいそっくりwww

それというのもみんな5万年とか10万年とか生きる仙人なので年を取らないのだ。

「あなたが私を好きになれないのは、私があなたより2万年年上だから?でもあなたが好きなあの人は9万年も上じゃない。」

なんてセリフが普通に出てくる。ここまでケタが大きいともう「どっちもあんま変わらないんじゃ・・・」って思うが。

話の進め方も淡白で、私のようにつまみ食いをしながら見るとどこまですすんだのかまったく分からない。一見同じに見えて実は200年過ぎてましたとか。

中華ファンタジーは好きだが既に食傷気味。しかし今後も似たようなのがどんどん量産されている。相変わらず中国ドラマはジャンルの幅が広がらない。検閲があるので社会の暗部が描きづらいというのもあるが、確実にお金を儲けるために作り手が安全パイを選択しているというのもある。中華ファンタジーならどこにも敵は作らないから。

でも、もうお腹いっぱい。。。