「球来就打」を観る

あだち充の漫画「タッチ」的なさわやか高校野球映画だと思っていたら、真っ黒やくざ映画だったwww「翻滾吧!阿信」と同じパターンだw
かつては台湾野球界の星だったが、八百長疑惑で引退しその後夜市の屋台で働く男が主人公。その男がある高校の野球部に監督として招かれる。しかしその野球部自体がやくざの野球賭博の道具になっていた。いやもう真っ黒である。
試合の途中でアニメに変わったり(そのアニメのクオリティが低いのはお金が無いからなのか、わざとなのか)、やくざの親分との決闘のシーンで「アベマリア」を流したり、演出として「?」な部分がありながら、全体としての出来は良くて最後まで楽しく観ることが出来た。
台湾もエンディングロールが流れだすと一斉にお客が帰るのだが、この映画は最後の最後に「おまけ」が流れる。なので最後まで観てほしい。