やっぱり微妙だった「BBS郷民的正義」

今日はいつもより早起きして陳柏霖(チェン・ポーリン)主演の映画を見に行く。
大陸でも問題になっている「人肉捜索」をテーマにした映画。実話を元にした話だが、脚色をどこまでしているかは不明。
柏霖は超有名ハッカーの役どころ。有名すぎて却って就職も出来ず、彼女には振られ(たと思い込んでいる)、そのせいもありネット社会に深く入り込んでいる。
映画の3分の1くらいはCG。それがちと厳しい。技術面では問題ないが、ネット社会の美術設定がどうにも子供っぽい。「トータル・リコール」ぐらいの見せるCGにして欲しかった。一番盛り上がるべき悪役との闘いも吹き替えCGで、ちっとも盛り上がらない。
自分にとってあまり感心のない分野の映画ということもあって終始冷静に観察していた。香港のアンドリュー劉偉強監督の「大金つぎ込んでやっちゃった大作」を見ているようなそんな既視感もあり。
若い監督なので次に期待。