ティム・バートン×ジョニー・デップ「Dark Shadow」を見る

今日で香港ともしばしのお別れである。
最後に見たのが「怪誕黒家族(Dark Shadow)」。「追凶」を見たかったが列車の時間に間に合わないので泣く泣く却下。
日本でも今公開しているので詳しいことは省略。
期待していたよりもティム・バートン色は薄かった。ヒッピーの部分は笑える。でもマックやテレビのギャグは古いし、魔女の誘惑に簡単に負けて部屋を転がるのもどこかで見たような。そして最後も予想通りだ。
英語の会話と漢字字幕を追うことに忙しかったというのもあるので、日本語字幕だったらまた違うのかもしれない。
「ビッグフィッシュ」のようにたとえ1シーンしかない部分でもきっちり作り込むところとか、「チャリーのチョコレート工場」で本物のリスをCGぽく使う労力とかが、ティム・バートン映画のおもしろさだと思うのだが、今回はごく普通の映画になったような感じがする。