「Laughing Gor之潛罪犯」を観る

TVB人気ドラマの映画化第2弾。といってもドラマも最初の映画も観ていない。「Laughing gor之變節」の記者会見などでアンソニー黃秋生と呉鎮宇が主役の謝天華より目立っていたのは見たが。
今回もある意味呉鎮宇が主役。何故かOPやエンディングロールでも呉鎮宇が一番はじめに紹介されていたし。つまりスピンオフ映画ってことなのだろうか?
林雪や杜汶澤で脇もバッチリ。ストーリーは割と複雑で過去と現在を行ったり来たりするが、ハーマン邱禮濤監督が分かりやすく見せているのでそれほど混乱しなかった。
スクリーンで広東語を話す呉鎮宇を見るのは久々なのでそれでもう十分だが、映画自体もそれほど悪くなかった。ただ雑な撮り方と予算無さげなのはどうしても分かってしまう。
「法は犯しても罪は犯していない」というセリフが何度も出てくる。黒白はっきり分けられない世界を、限られた条件内で最大限の効果で描いた映画ではないかと思う。