匂いの図書館

春なので街に出かけたくなる。
以前北京テレビで取り上げられてずっと行きたかったのが「匂いの図書館」。でも中国のテレビはトレンドは取り上げても店の住所や詳しい情報は取り上げない。自分でネットで調べろということだが、それじゃテレビの役目って?
その後日本語のフリーペーパーに住所が載っていたので行くことにした。場所は三里屯ビレッジの地下1階。お店は「Demeter」という香水販売店。日本でも通販等で入手可能。
私は香水が苦手というか強い匂いが苦手。無臭が一番落ち着くので、香水も持っていないし部屋でお香を焚いたりもしない。
でもこのブランドの香水は元が「暴風雨の匂い」とか「泥の匂い」とか自然に近いものから匂いを抽出しているので私のような人でも大丈夫だと思う。
お気に入りは「雨の後の庭の匂い(雨後花園 wet garden)」かな。チョコレートは期待外れ。綿菓子は甘甘だった。「男子は臭い(男孩臭臭 boys are smelly)」は男子運動部の部室の匂いを想像したが、まったく臭くなかった。これで結構人の性格も分かったりして。
同じ階にアートの展示室があったり雑貨屋さんがあったりしてぶらぶらするのもおもしろかった。
外に出れば三里屯の南側、三里屯SOHOのビルがにょきにょきと完成間近まで出来上がっていた。かなりかっこいい。