中華三都物語

今日で台湾を発つ。10日間の台北旅行のまとめ。
外国にいるかんじが全然しない。基本的に台北の人は簡単な日本語だったら話せる。日本のモノは量も種類も多い。街並は東京の下街とそっくりだ。
映画は香港のほうがお得。でも海外や台湾ドラマのDVDは台湾のほうが安い(大陸から流れる海賊版を除く)。
食べ物は結局、日本食ばかり食べてしまった。安くておいしかったから。カツ丼のカツが玉子と別に盛られていてケチャップがかけられていたように、多少台湾風のアレンジだったが味は日本風。玉子がとろとろ半熟だったことに感激してしまった。
街中にパン屋があり、日系パン屋は香港より安い。ミスドがある。
来年の花博に向けていたるところで工事中だった。MRTはこれからも増える予定。開発中の場所も多いが、ポツンと古い日本家屋が取り残されていたりもする。
ラッシュアワーの地下鉄に乗ったら、何も言わなくてもきれいに整列して静かに乗り降りしていた。バスの中でも自分が降りようとしたらみんな体をよけてくれた。そしてほとんどの人がすごく親切だ。でも厚かましくない。
雨の日が多かったが、台湾のほとんどの建物がアーケードのように屋根があるので傘をさす必要はあまりない。地下商店街や地下道も充実している。
親日というのをしみじみ実感出来る。
台湾人は蒋介石が嫌い。蒋介石は台湾では蒋中正とも呼ばれている。
やはり大陸と台湾は一緒にならないほうがいい。生活基準が違い過ぎ。1949年と同じ悲劇が繰り返されるだけ。台湾がんばれー。