ジェイ周杰倫の母校へ

宿のオーナーから「これからしだいに台北は天気が悪くなって寒くなる」と言われ、朝少し天気が悪かったが、今日淡水に行くことにする。
淡水と言えば「不能説的秘密」のロケ地だ。ここは絶対外せない。行き方は簡単でMRTの赤い線を終点まで乗って行けばいいだけだ。
着いて気付いたが、淡水はもともと観光名所が多い。途中の昔ながらの商店街に早くも足を絡めとられる。レトログッズが売られたお店があったり、老舗の薬局があったり。
そして「紅毛城」という場所にたどり着く。入場料は60台湾ドル。
「レシート持ってますか?」
「?」
「レシートを寄付すると入場料が無料になるんです。」
「???」
最初意味が分からなくて日本語でもう一度教えてもらったがやっぱり意味が分からない。後で知ったのだが、台湾のレシートには宝くじが付いていてそれ用の募金箱がいたるところにあるのだった。
「紅毛城」とは昔オランダ人が台湾島を発見した時に構えた城でその後イギリスの領事館にもなった場所である。中は博物館になっていて、ここでは淡水の歴史が学べる。
そして今日のメインイベント「淡水高級中学校」見学。土曜日だけどあっさり中に入れた。
映画の最初の方に登場する校庭は思ったより小さいが雰囲気はそのまま。グラウンドも変わっていない。さすがに校舎内には入れないので教室や講堂は見られなかったが大満足である。
その後学校から少し離れた場所に2人が雨宿りする小道や、一緒にアイスクリームを食べる場所があるのでそこも少し見学。
 夕暮れまで時間があるので埠頭まで歩こうとしたが、歩けない距離だと途中で気付きバスに乗る。埠頭は人だらけでカフェでミニライブもやっていた。天気は次第に良くなり日没で最高潮を迎えた。