北京撮影初日

今日から倉庫を改造した撮影所で撮影を開始する。懐柔には中影のりっぱな撮影所もあり、そこでは今、家のセットを建てている最中だ。
まだメインの役者が威海から到着していないので、エキストラの撮影から入る。その数200人。苦力(クーリー。低賃金で働く出稼ぎ者)が船の中にぎゅうぎゅう詰めにされているところだ。
撮影所の中で撮影するのもすごく久しぶりだ。既存の建物を利用した方が安上がりで手軽なので、こんな大掛かりなセットは中国でもあまりお目にかかれない。大掛かりなアクションシーンがある香港映画なら別だが。
この後しばらくは船内のシーンが続く。時代的には「タイタニック号」と同じ時代だ。実は私は映画「タイタニック」を見たことがない。でも見ないといけない予感がする。「ポセイドンアドベンチャー」は新旧両方見ているが。(←旧の方が好き)