日中友好の裾野広がり

一緒に仕事をしている助手の鄭くんは浙江省出身で杭州の大学を卒業している。その彼の大学時代の友達が日本オタだったw特に戦国時代に詳しく、大河ドラマ司馬遼太郎と「信長の野望」が大好きである。
日本のテレビドラマもよく見ていて、「赤壁レッドクリフ)」つながりで金城武主演ドラマの「神様もう少しだけ」の話になり、ごく自然に「浅野妙子の脚本ていいよねー」と言われて後ろにひっくり返ってしまった。
もっと話をすると彼の小学校が静岡県のある小学校と文化提携をしていて、もともと日本には馴染みがあるのだった。
「だから僕の小学校の制服も日本っぽいんだ(つまりジャージではなくブレザーか)」
それってもしかしてかなり裕福な私立小学校ってことか?と思いながら話を聞いていた。それで彼の同級生も日本好きが多いらしいのだ。
やはり小さい頃から「日本鬼子」と聞かさて育つのと、日本の文化に触れて育つのとでは当然のごとく雲泥の差が見られる。
それで彼のように身近に日本文化の影響がある人は、大抵日本に好意的な印象を持っている。そういう人に会うととてもうれしい。
それにしても彼らの知識がすでに自分を超えている。こちらも日本オタに負けないようにしないと。