LAを自分のものにするために

バスに乗ってダウンタウン経由でサンタモニカに行く為に早めにホテルを出る。通勤ラッシュにぶつかると思ったらそんなに混まない。やはりみんな自家用車で出勤するんだろう。
最初の乗換え場所はかなり寂れた場所だったが、バス停に他に人がいたので少し安心。ほぼ時間通りにサンタモニカ行きのバスに乗り、高速ノンストップでサンタモニカの繁華街に到着した。
サンタモニカは想像するLAそのもの。オサレショップが並ぶ3th street を中心に見て回る。日本では値段が高くて買えなかったGAPの服と古着MIXの雑貨店とアート系本屋さんでお買い物する。たとえ買わなくても目がよろこんでいるのが分かる。
お昼は「Famima!!」でフィラデルフィラ巻とカルピスを買う。美味。
帰りもまたバスでダウンタウンまでまず戻る。ダウンタウンは一方通行が多いので行きと違う通りで降りる。
バスから見たダウンタウンは必見。モノクロ映画の頃からあるに違いないイイ味出しているどっしりした古い建物とモダンな新しい建物が混ざっている。そのビルの隙間にくたびれた「危険地帯」と言われている場所が混ざっていた。確かに怖そうだが6月に行った南千住に似ていなくもない。今後の人生に夢も希望も無いけど取りあえず今日1日生きている。そんな感じ。
バスの中もいたって普通だった。常連客が乗り込めば運転手とおしゃべりもするし、たいていの乗客は降りるとき「Thank you!」とあいさつしていた。
見知らぬ土地を知るにはその土地の中に入り込むのが一番だ。そうやって馴染みの場所になるのだ。
チャイナタウンが近づき、途中で広東語を大きな声で話ながら中国人数人が乗って来た。
チャイナタウンはもうあなた達のもの。