本物にはかなわない

今日はホテル近くの公園で撮影。するとすぐに1人の警官がパトカーに乗ってやって来た。ここでは前もって話をつけているので警察が来ても怖くない。ところがその警官が一向に現場から離れる気配がない。実は今日エキストラで警官1人が登場する。「もしかして撮影のために本物呼んだのか!?ロスすごいよっ!」なんて思ったのだが、そんなわけはなくてその警官はパトロールが仕事だから問題が起きないか見張っていただけなのだった。
もし本物が出演してくれたら北京で作ったなんちゃって警官装具を使わなくて済むと思っていたのだが、世の中そんなに甘くない。でも腰に付けた本物装具をじっくり見せてくれたりしてなかなか親切なおまわりさんだった(写真は断られた)。警官の服も「なんちゃって」なので、本物の隣に立つとかなりサムい。まあエキストラなのでいいかということで。
実はこの辺りはとても治安が良く警官の数も多いと地元民が教えてくれた。「警官が多いということは逆に治安が良くないってことじゃないのか?」とも思ったが、アメリカではそういう考えなのだろう。
チャイナタウンといえば映画「チャイナタウン」を思い出すが、場所がチャイナタウンてだけでまったく西洋人同士の話でがっくりしたことがある。出てくる中国人はメイドとかだし。この映画を見ると当時西洋人が中国人が作った街をどう思っていたかがよく分かる。
写真は撮影の時のパチモン警官。やっぱり本物とは違う。