ターセムシン監督新作「The Fall」秋日本公開

この間郭さんと一緒に「紀元前1万年」を見てがっくりした。後で「インディペンデンスデイ」「デイアフタートゥモロー」を撮った監督だと知って納得。知ってたら見なかった。
こんな感じでうっかり見て嫌いになってしまうアメリカ映画だがそれでも好きな監督はいる。スタンリーキューブリック(変態で天才だ)、ティムバートン(映画の才能がなければただのオタク)とか。
最近のイチオシはターセムシンである。この映画のポスターだけでどんぶり飯3杯はイケる私である。今回も衣装を石岡瑛子が担当していて、写真で美しい衣装がいくつか紹介されている。
映像の美しさでも評判のターセムシンは「映像美だけじゃん」とも言われているが、その映像美を見たくて彼の映画を観るのだから、そんな批評には「ええ、それが何か?」と答えてやる。私は映画を見てその美しさにため息をもらし、うっとりしたいのだ。そしてそうさせてくれる映画に出会える確率はとても小さい。