「新不了情」今日最終回

とうとう最終回。あらすじは映画と同じなので結果は分かっているのに、やはり気になってずっと見てしまった。映画では阿敏と阿傑の恋愛が中心になっているが、ドラマの方はもっと大きく家族愛がテーマになっていて、特に阿敏と阿敏の母親の繋がりがしっかり描かれている。オーバーな演出はないのにかなり泣かせる。
今年に入って中国のドラマ制作本数が世界一になった。資料によれば一日平均40本のドラマが制作され、全国に1974チャンネルあるテレビ局で毎日放送されている。私の感覚からいえば平均40本は少ないかなと思う。中国の太秦、横店だけでも常時約30本が同時に制作されているのだから。
1974チャンネルという数字にも驚く。例えば北京市内でも区にテレビ局がある。この延慶区にも2つテレビチャンネルがあるのだ。
しかし数が多い割にジャンルは少ない。抗日、ホームドラマ、警察(犯罪)、がほぼ占める。恋愛ものは独身より夫婦の愛情ドラマの方が多いのでほぼホームドラマ。大学出身の俳優が中心なので10代の俳優がいない。なので学園ものがない。アイドルドラマもない。このジャンルは台湾からのドラマで補充しているかんじだ。
この「新不了情」のヒットで病院(闘病)ジャンルが確立されるなんてことにはならないのかな。