アメリカドラマ「ダメージ」途中まで

ずっと同じ家の中での撮影が続いているので私も少し時間に余裕が出て来た。そんな時に郭さんがどこからかダウンロードしたドラマを見せてくれた。明るいロスのドラマから一転してどんよりグレイのニューヨークのドラマである。内容もかなりシリアスで巨額の賠償金がかかった訴訟をめぐる謎の事件の解明が軸になっている。ネットで見たら今NHK-BSで日本でも放送中だ。
6ヶ月前と現在の話が交差して話が進んでいき、ちょっとずつ謎が解明されながらまた新しい謎が登場するのがうまい。1話終わるたび続きが気になって仕方がない。パティかなり恐い。弁護士なのに裏で人を使って尾行させたり犬を殺したりしているのはいいのか?息子はグレて当然だ。こんなグレートマザーに人生を管理されたらたまらない。一番のお気に入りは訴訟された側の顔色の悪い弁護士。ストレスでどんどん具合が悪くなっているが、この先どうなるんだろう?
このドラマはとてもおもしろいのだが、気になるのはネット上にありがちな「アメリカ様のドラマは最高におもしろいのに、日本のドラマときたら・・・」みたいな評論。それ、比べること自体おかしくないか?同じスポーツだからといってアメフトと相撲を比べてどっちが偉いとか言われても。ドラマは映画と違ってその国の時代性を反映するものだからそれぞれ違って当然だし、クオリティーについても日本とアメリカでは求めるものが違う。別に月9は強制視聴でもないのだし。今は自分の好きなドラマが気軽に見られるいい時代なのだ。