次のお家へ

 今日から別荘の中での撮影に入る。1日目は怪しいクスリ販売のアジトという設定。ここで登場人物の1人がクスリ中毒になるのだが、発見が早くてすぐに元気になる。明日からは同じ場所で普通の家庭のシーンを撮る。
 最近夜はテレビをつけながら作業をしている。テレビも娯楽番組は自粛して報道番組が流されている。スタジオの作り等がNHKっぽい。
今日で地震から1週間以上経ち、ニュースの内容も「まとめ」的なものに変わってきている。やはり日本のニュースと違うところは中国政府への批判は一切無いところ。日本だったら「初期判断のミス」だの「指揮系統の混乱」だの「大臣の責任問題」だのに言及するところだが、中国は全然ない。そのニュースの編集の仕方に中国側の意図が見えてくる。
そのあとネットで日本のサイトを見ると、今度は逆に批判的なコメントを出そうと必死になっている姿が見えてくる。被害にあったばかりのチベット人から中国政府に対する意見を聞いても無理だろうに。その人のこれからの生活はまさに中国が握っているのだから。
こんな大きな地震が起きても建築基準法などが強化することはなく、今後もブーフーウーの家が各地で建ち続けるだろう。反省しないということはそういうことだ。