延慶といえば

今日はホテルに残っている人同士で近くの延慶にお昼ご飯を食べに行った。「延慶と言えば豆腐」らしいのである。近いといっても車で30分はかかる。途中で道を間違えたりしながら(田舎の道なので目印になるものがない)、豆腐料理を出すレストランがたくさん集まっている観光スポットにやっと辿り着いた。
確かに有名らしく観光バスが何台も並んでいる。レストランは「農家レストラン」という形態で、どのお店も普通の個人宅を改造したような造りになっている。
土曜日なのでどのお店も人がいっぱい。やっと中庭の席が空いたのでそこに9人で座ることにした。ここにはメニューが無く、勘定も一人いくらで計算される。(飲み物別)つまり料理は豆腐づくしで決まっているということだ。
最初にたくさんお通し料理がいっぱい出て来て、その後いくつかの豆腐鍋が出てくる。最後に主食の南瓜餅やごま団子や焼餅がでてきた。全て量が多過ぎて全部食べきれなかった。これで200元払っておつりがくるのだから安いよ!確かに豆腐は北京のものよりおいしかった。お気に入りは鍋に入っていた小振りのうす揚げ。
帰りにお土産物やさんをまわって冷やかしに行く。
「これ、味見してみろ!おいしいから!」自家製らしい食べ物を売っている農家のおばちゃんおじちゃんはどれも真剣だった。こんな風景は日本のいなかにもあるなあと感じる。