ケータイのバッテリー交換

去年の東北の撮影の時からずっとケータイがおかしかった。それがここ最近充電出来ないくらいにイカれてしまい買い直すことになった。「新しい電池買うんだったら、新しいケータイ買えば?」とも言われたが(ケータイ本体もおかしい)、横店で買って北京に帰ってから問題が起きるのは嫌なので、とりあえずバッテリー電池だけ交換。35元。もちろん純正ではなく国産。
今使っているのはソニーエリクソンの1000元の安いタイプだ。MP3もカメラもいらないけど、見た目かっこいいのがいいと思って買った。しかしボタンは操作しづらいし、文字の変換もあまりかしこくない。次買うとしたら丈夫なノキアになると思う。
今中国で売れているのは2000元から3000元(3万円から4万5千円)のタイプ。大容量のMP3は必須。メーカーはノキアがやはり優位で次は韓国製かな。6000元(10万円)のケータイもあってここまでくると電話する機能が付属品に思える。最新式はそのままウィンドウズの画面が現れて小さなPCのようになっている。
私がいいと思う機能はICチップカードが2枚同時に使えるというもの。例えば北京と上海とを行ったりきたりする仕事の場合、それぞれの場所のICチップカードを買って現地で使う。北京で上海の電話番号を使うと長距離通話扱いになり通話料が高いからだ。しかしカードを交換すると電話番号が変わってしまうので、今まではケータイが2台必要になっていた。それが1台で済むのだから便利だ。
ケータイもステイタスの象徴なので中国人は自分が買える値段の上限で買う。単なる電話だと思っている私には真似できない買いっぷり。買い換えも頻繁だ。(中古は専門のところで買い取ってくれる)買い替えると自慢してくるので取り敢えず褒める。
それにしても日進月歩のケータイの世界。何処に向かっているのかはわからないが。