最後の大爆発

今日は戦地での戦いを撮影。今日で天幕での撮影は一応終了。大掛かりな戦闘シーンはとりあえず全て撮り終わったことになる。そこでといっては何だが、最後は派手に火薬を使うことに決定。まさに往年の「西部警察」のようだ。失敗は許されない一発撮りなので、スタッフにも緊張が走る。あいにく途中から雨が降り出したが、それにもめげず爆破班はちゃくちゃくと準備を進める。
「予備、開始!」
の監督の合図で順番に爆破してゆく。最後、司令部の小屋も木っ端みじんにふっ飛んだ。しかしそこでおかしかったのが、土のうの中身がおがくずだったのでふっ飛んだ後にそれがひらひら落ちて来たことだ。でも撮り直しはきかない。これで火薬班の人は撮影終了。大拍手に迎えられ仕事を終えることとなった。実際今回の火薬班の人の職人ぶりにはしびれっぱなしであった。この人たちも実は現役軍人。でも仕事以外の時はすごく優しい。
夜は場所を移動して撮影。まだまだ続く。