今日も日本鬼子登場

今日でひとまず伏牛山の撮影は一段落して明日は北京に移動。移動がとにかく多いこのドラマ。なにせ50年にわたる軍人の半生記である。そのうち物話の半分は戦闘シーンにあてられている。抗日戦争から東北ヤクザ撲滅、国民党との戦い、朝鮮戦争ベトナム戦争まで、何でもありである。2009年が中国共産党成立60周年にあたるのを見通して、今後更にこういった戦争ドラマが増える。もともと戦争ドラマは人気のジャンル。いつも必ず高視聴率ベスト10の中にいくつもランクインしている。
そしてお昼食堂でご飯を食べている時、また別の友人に出会う。彼は中国人なんだけど日本人によく間違えられるほど日本語が達者。何でも昨日の夜中にいきなり電話がかかってきて呼ばれたらしい。彼とも以前ドラマ「奇妙女孩」で一緒にお仕事をした。彼はその中で悪徳日本商社の社員役だったが、今回は日本軍に降伏を勧める捕虜の役。一緒に来た彼の友人は日本人で助けを求める部下の願いを退ける日本人上官役である。
撮影中は臨時通訳にもなりながら無事撮影終了。彼等はそのまま自分で運転して来た車で北京に戻って行った。お疲れさま。