たいへんな1日

今日ははじめてエキストラが100人来る日。しかも共産党軍と国民党軍の両方いる。ああ、どうしよう。頭を抱えながら前日準備をする私に仲間は「エキストラとは言っても現役の軍人が来るから全然安心していいよ」と行ってくれた。そうか、安心していいんだとその時は素直に思った。
が、これが全然安心できなかった。え、これって中学生の修学旅行?というぐらいのはしゃぎぶり。いちいち一人一人に装具の付け方なんて教えていられないので、代表者にまず付けてもらいそれを伝言ゲームのようにみんなに伝えてもらう予定だった。しかしこれが人の言うことを全然聞かない。そのくせ「これさ、邪魔だからいらない。」とか言う始末。そんな君の意見等必要ないのだ。本当に現役の軍人なのか?君たちが今の中国を守っているのか??それで大丈夫なのか?と次々浮かぶクエスチョン。結局一通り付けてもらった後私達が一人一人見て回って直すはめに。でもこの日わかったことは最初に準備だけちゃんとすれば、後はらくちんだと言うこと。その後撮影に入ってしまえば道具係は休憩出来る。そして夕方からはまた教会で室内シーンの撮影。毎日配られるスケジュール表はこれでもかというくらいぎっしりつまっている。それはA組も同じで夜中過ぎまで撮影という日々が続いている。