「S風爆(Sの嵐)」「L風爆」をネットで見る

香港で只今ヒット中の「P風爆」の前作を見たくなった。「Z風爆(Zの嵐)」は広東語版普通語版ともに愛奇藝(アイチーイー)が版権を握っていて大陸版愛奇藝を開いても日本では見られない。Netflixでは今のところ「Z」と「S」のみ視聴可能。

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「S」はサッカーから、「L」は廉政公署(ICAC)の内部規律捜査組であるL組からとっている。

ストーリーは易しく、アクションは激しくというのがこのシリーズのモットーだ。汚職マネーロンダリングのやり方も最初にちゃんと説明が入る。

「S風爆」ではクールな殺し屋として仔仔(周渝民/ヴィック・チョウ)が出演している。しかしその他の俳優は使い回しのため、死んでも次のシリーズで別人として生き返る。そこが惜しい。

この前作でもちょこちょこ大陸の公安が登場するが、あくまでも香港がメイン。狭い街の中を駆け巡るカーチェイスシーンはやはり香港の得意とするところ。銃撃戦もこれでもかとバンバン撃ちまくる。

「Z風爆」公開時はアンディさん主演映画「風爆(ファイヤー・ストーム)」の半年後の公開ということもあり、「タイトルかぶってるやん」と思いまったくのノーマークだった。しかしこうして見続けていくと、次第にその世界観が体に馴染んて行く。見続ける人の気持ちがよく分かる。

シリーズだけど、バラバラに見てもOK。