ありきたりなのに嫌いじゃない「酔後一夜(2012)」を騰訊視頻(テンセントネット)で見る

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アルパカも謎を解く鍵を握る重要な存在。

主演は余文樂ショーン・ユー)&張静初(チャン・チンチュー)、監督は曾國祥(デレク・ツァン)&尹志文(ジミー・ワン)

舞台は北京。酒に酔った勢いで記憶を無くし、朝目覚めたら見知らぬ男とベッドの中だった・・・。というもうさんざん使い古された設定でその後の展開をどうするのかと思ったが、きれいに都会のファンタジーとしてまとめている。

余文樂の普通にイケメンで素っぽい演技に惚れ惚れする。張静初も眼鏡とボサボサ頭で嫌味にならない程度に美人なのをカモフラージュしていて好感が持てる。

最悪の夜から遡り、二人で昨日自分たちに何が起きたのか検証していく。そして辿り着いた工事現場で妄想した夢のマイホーム。この基礎工事しかしていないマンションの一角に廃材とペンキで飾り付けた部屋がなかなかいい。

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美術は彭浩翔(パン・ホーチョン)とよく組む江漢林。「維多利亜壹號(ドリーム・ホーム)」からはじまって、周迅版「指甲刀人魔」「第一次(メモリーFirst Time)」「分手合約(最後の晩餐)」「撒娇的女人最好命」も手掛けている。おしゃれなだけじゃなくて、手作り感があるのが好きだ。

大作じゃないけど、見た後何だかさわやかな気持ちになる。主人公2人のキャラと監督のセンスがいいからだろう。