台北電影節で「強尼・凱克」を観る

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つかみどころがない映画。エッセイ映画というか。台北での日々の出来事を撮った映画で特に起承転結もない。

だからと言って駄作というわけではなく、映像の中の台北は美しく、台北という場所に対する愛に溢れている。

香港人のお金持ちの彼氏がいて娘もいるが、実は彼氏は既婚者という女。

自分の家族とは疎遠で、かつての恩師の家に入り浸っているリフォーム業の男。

発達障害っぽい少年と母親とその家族。

女が買っていたインコが逃げてしまい、そこから繋がる関係。問題は解決していないが大丈夫、明日もまたなんとか生きていけるだろうというような風で終わる。

Q&Aでは深読みした観客が鋭く監督に質問するが、「そこまで考えていなかったです」という答えが多かった。そう、これは深読みなんて必要のない映画なのだ。