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彭順(オキサイド・パン)監督映画「宅女偵探桂香(2015)」

ネットで鑑賞。彭順が好きなので。

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まず断っておくと、桂香はオタクではない。腐女子でもない。バイクを乗りこなして不法侵入も厭わない普通の女の子。多分主演の王珞丹の中に「病み要素」が無いからだろう。

覗きを発端に殺人事件が発覚する。しかし謎解き部分が弱すぎた。ホラー+ミステリーでは面白い作品を撮ってきた彭順だが、ホラー部分が無いと強弱がつけづらいのか、あまり盛り上がらなかった。しかも今回仔仔(周渝民・ヴィック・チョウ)もスカした刑事なので、趙又廷(マーク・チャオ)のように熱血刑事として叫んだりもしない。

彭順映画の一番の見どころはやっぱり美術だろう。

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リンゴレッド×ピンク×白を基調とした桂香の部屋。色を統一しているので、ごちゃごちゃしていてもおしゃれ。

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ライフルスコープでの覗きが趣味なおばあちゃんの部屋。剥製がいっぱい。

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怪しい整形外科医の部屋も古いアメリカ映画っぽい。

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無国籍な風景。見ながらずっとロケ地を推測していた。派手なカーチェイスあたりで「もしかして台北?」と思ったが確信できず。

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サンフランシスコか?!と軽めにツッコミ。エンディングロールでは台北市新北市がクレジットされていた。でも極力中華な場所を避けているので言われないと分からない。

そしてまたまた地味すぎて気付かないそっくりさん発見。

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間野田徹ではなく、許時豪という台湾の俳優。チョイ役で出演してもすぐ分かる。

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ドラマ「BORDER」ガーファンクル 役は良かったなあ。

あと気になったのは王珞丹のスタントが6人もいること。そのうちアクションシーンのスタントは1人だけ。え、じゃあ後姿とかはもしかして本人ではないとか?最近ではAngelababy主演ドラマでスタントがAngelababyのお面を被って演じていたのが叩かれたが、最近こいうことが多いかも。

それと王珞丹専属のヘアーさん&メイクさん&スタイリストさんがいて更に専用の通訳もいた。道理で衣装もメイクも垢ぬけていたわけだ。

中国映画だけど極力大陸色は排除している。俳優も王珞丹以外は香港台湾で固めている。

大陸色をあまり出さない(出したくない?)中国映画も最近増えたかも。