香港での一般公開は5月11日からだが、先行ロードショーで観ることが出来た。ラッキー。
2017年の大阪アジアン映画祭では観客賞を受賞している。
30手前の女性2人が主人公。女が必ず人生を振り返る時というのがいくつかあって、それが29歳と、結婚式の前と、子供が独立した後なんじゃないかと思う。私が出会った中でも29歳で海外留学する女性がとても多い。
舞台劇を映画化している。基本は4人。バリキャリの主人公とその彼氏、同じ誕生日の性格が全く違う女性とその幼馴染だ。この幼馴染役をbabyjohn蔡瀚憶が演じている。こいつがホントいい奴で泣けてくる。
予算が少なさそうな映画だが、パリロケもして90年代の回想も入れてがんばっている。特に壁が倒れたら目の前がエッフェル塔で、そこで2人が初めて出会うという演出は憎かった。
バリキャリ彼氏の黎明(レオン・ライ)のモノマネも爆笑するところだw
天樂(ジョイス)の古い部屋もファッションも可愛くて大好きだ。
香港での〆の映画がこれで良かった。今回観た映画はどれもハズレ無しで大満足だった。
幸せな気持ちを抱えたまま、明日は朝から大陸に戻る。
追記:その後日本でも2018年春から一般公開が決定した。
人生に迷える女子は必見!29歳じゃなくても可。