日本では2015年8月に公開。
明朝末期。3人の男の友情が陰謀に巻き込まれていく様を描いたアクション映画。
張震(チャンチェン)出ずっぱり、アップいっぱいというところがツボ。ああ、かっこいい。
王千源と台湾の金世桀の名演技もたっぷり堪能。
繡春刀は錦衣衛が専用に使っている刀。錦衣衛は泣く子も黙る特務機関だが、主人公たちは割とサラリーマン的に働いている。安月給で(笑)
アクション映画と言ってもアクションは地味め。派手な爆破もないし、ワイヤーでびゅんびゅん飛び回ることもない。武術指導が大陸の人なので、見た目重視の香港アクションではなく、リアルに痛そうな韓国アクションっぽい。
話もありがちなので、やっぱりこの映画を見る一番の目的は「張震を愛でること」だと思う。
拾いものはいつもお金をゆすりにくる丁修役の周一围。何だかチャップマントー杜汶澤みたいなことになっていたが、いい役者さんになったなあ。単なるチンピラかと思ったら最後はいい奴になってるし。
なのでショウブラ的アクション映画ファンは見ると物足りないと思う。