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「昨日的記憶」を観る

台湾映画

一般公開は1012年3月。キリスト教認知症老人基金会が作った作品。市内の図書館で順番に公開していたのを知って、今回は内湖の図書館で鑑賞。
4話のオムニバス。
「迷路」主演:張震&隋棠。認知症の祖父が行方不明になり探している時に、かつての恋人に出会う。
「阿霞的掛鐘」主演:顧寶明&譚艾珍。認知症になった後、かつて住んでいた団地に戻り、掛け時計の裏の隠し扉を開けると思い出の写真が。
「我愛恰恰」主演:丁強&馬之秦。朝目が覚めると周りは知らない人ばかり。公園で自分を知る女性と出会い、一緒にチャチャを踊る。実は彼女は妻なのだが、夫は分からない。それでもお互いを思いやる気持ちは変わらない。
「通電」主演:李烈&郭采潔。認知症になった祖母を2人で看病する母娘。まだ元気だったころの映像が間に映し出され、現在との落差が悲しみを誘う。それでも3人で生きていく日々。
認知症の看病がつらいのは、良くはならないことをみんな分かっているから。この映画は認知症になった本人より、周りで看病する家族に焦点が当てられている。どの話も明るさは無く、見た後にも希望は見つけられない。認知症になるとこうなるので、ならないように注意しましょうという啓蒙映画だ。
映画の後はそのまま認知症についての講座が始まった。帰るチャンスを逃してしまったので、そのまま聞いていた。
やはり認知症防止には、食生活と生活習慣が大事な鍵になる。そうなると今の老人より、自分の世代の方が認知症患者が増えるのは確実。
そんな長生きしなくていいから、ボケと寝たきりだけにはなりたくないと思う。