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舞台「動物園」を観に行く

エドワード・オールビーの戯曲を元にした舞台である。
この舞台を観たいと思ったのは、主演が金士傑と顧寶明だったから。
どちらも台湾ドラマには欠かせない俳優である。金士傑は「我可能不會愛你」では大仁の母の友人役で出演している。顧寶明は「公主小妹」ではEmp役、「就想褚著你」ではEllaの父親役で出演している。
オールビーの戯曲では1幕しかないが、今回は家のシーンを増やして2幕になっている。
テーマは「人間関係の不条理性」。第1幕の家の場面では包茎やら夫婦間のセックスの話も出てきて、これからどうなるんだろうと思った。これも一番近い場所にいるはずの夫婦のすれ違いを描いている。第2幕の公園の場面では、それとは逆に通りがかりの男から強引に話しかけられ、他人同志なのにプライベートな話をどんどん聞かされる。そして最後には予想外の展開が。
言葉の心配があったが、大体は聞き取れたのでよかった。TVで見ると2人は結構な歳だが、舞台の上では全然若い。金士傑はカツラをつけていたというのもあるけど。
人と人が心から分かり合えることはないのかなと思うお話だった。それでも現実ではその努力を惜しみたくないし、絶望をするのはその先かなと思う。