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「太極1」「太極2」を観る

華誼兄弟が大金を注ぎ込んで、スティーブン馮徳倫に撮らせた3D映画。でも私が観たのは2D。台湾では2Dのほうが多い。とりあえずこれだけの分量の映画を破綻なくまとめ上げた馮徳倫に乾杯〜。
とにかくお金がかかっているのだけは分かる。でも上下に分けるほどの内容はない。「1」と「2」の公開には約1ヶ月空いているが、「1」を観た後で「1ヶ月経ったら細かいあらすじとか忘れそうかも」と思ってしまった。
そうは言ってもそれほど悪くはない。美術、CG、キャスト、スタッフそれぞれお金をかけているし。若い監督らしく遊び心も随所に見られる。ベテランの梁家輝は言うに及ばす、angelababyはかわいいし、イギリス製の兵器や機械オタクの馮紹峰が操る飛行機の造形もかっこいい。
そして一番の見どころは本格悪役に初挑戦しているエディ彭于晏だろう。でもやっぱり悪役には見えなくて、扱いのひどいかわいそうな人になってしまった。子供ころから妾の子だからといじめられ、イギリス人の恋人は殺され、職を奪われ、最後は怪しい研究所みたいな所に送り込まれるのである。何だか続編もありそうな終わり方である。