「モテキ」を観る

三里屯のDVDショップで買う。20代の時、男子の気持ちがさっぱり分からなかった。でもこの映画を見て、「こんなこと考えながら男子は女子とつきあうのかあ」と今更だけど、分かった気がする。
映画自体おもしろかったが、特典で「ボーイズトーク」と「ガールズトーク」の解説が付いていて、これも全部聞いたので3度も同じ映画を見たことになる。でも3回とも違う面白さで全然飽きない。
映画の中では幸世がつねにテンションが高い独り言を語っているのだが、これがアホ丸出し(イヤいい意味でw)。
「ガールズトーク」は鋭いツッコミも多くて目線がクールなのに、「ボーイズトーク」はどちらかというと内輪ネタが多くてこれもアホっぽい。これが男子と女子の恋愛力の違いそのまんまで笑えた。それと男子と女子でこだわるところも全然違う。みゆきが幸世に「あなたと一緒じゃ成長できない」というシーンがあるが、女子から見ればそこでそんなこと言わない(自分もそう思う)。でも男性は「そこが嫌い」と感情的に言われるより「そこが間違っている」と理論的に言われる方がこたえるそうなのだ。なので、このセリフは男子のウケがいい。
この映画でいいと思ったのが、出演者、監督、原作者が、それぞれ登場人物をまるで自分の友達のように扱っていることだ。それだけリアリティがあるということだし、愛されている証拠だ。
原作の漫画は読んだが、ドラマは見ていない。逆に「モテキ」の女子バージョンも見たくなった。かなりイタいと思うがw