鈕承澤(ニウ・チェンザー)監督合作映画「愛」を観る

今回は売上貢献のため映画館で鑑賞。中国は通常木曜日に公開作品が入れ替わるが、この映画はバレンタインデー狙いの13日に公開された。もともとは1週間の公開予定だったが、延びて今日が最終日だ。
台湾の監督が大陸で撮影する映画が去年からぐんと多くなった。この台湾との合作に積極的なのが大陸の大手制作配給会社「華誼兄弟伝媒集団」。馮小剛の映画はこの会社が制作している。今回の台湾側の制作会社はTVドラマ,映画で多くのヒット作を出している「紅豆制作」。鈕承澤監督の作品はここで制作している。
主に台湾と北京で撮影。楽しい小ワザがあちこちに見られる楽しい映画である。最初のシーンは三谷幸喜ばりの長回しかと思ったが、うまく編集して繋げてあるようだ。
好きなタイプの映画だが、この内容で120分は長い。他の観客は明らかに退屈していた。
この映画では女子より男子の方が見どころが多い。エディ彭于晏、イーサン阮經天、マーク趙又廷が惜しげもなく脱いでいるところとか。
エディの肥溜めにダイブするシーンは笑うところなんだろうけど、あまりにもストレート過ぎて笑えない。笑いのさじ加減は難しいなあと思う。