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「失恋33天」を観る

中国映画

春節中は特に寒くなり、出かけるのも億劫だ。
こんな時にたまたまTVで「失恋33天」を放送していたので観る。
原作はネット小説。監督は映画「心中有鬼」やドラマ「蝸居」を撮った騰華濤。主演は今年の顔といっていい文章と映画「万有引力」でその文章と共演した白百何。
嫌味のない自然な演出と演技、無理のないストーリーは確かに良く出来ている。
一番光っているのは文章で、一見草食男子な容貌なのに自分の思った通りに事をすすめる強引な役をうまく演じている。演技の上でリップクリームを常に塗ったりとか、小道具を自分で用意したりとか、自らいろいろアイデアを出したらしい。
映画自体に突出した個性が無いのがかえって、身近でリアルな出来事として若い年代層にウケたのだと思う。最後に一般人がインタビューに答えるのもその狙いがあるからだ。
美男美女が高級ブランドのロゴを見せびらかしながら英語混じりで恋愛を語る中国映画がこれから減っていくのは望むところである。