柯震東て誰だという人のために

未だに衰えを知らない「那些年、我們一起追的女孩(あの頃、君を追いかけた)」である。今年の流行語大賞はこれで決まりでしょうというぐらい、TVでも広告でも「那些年」がよく使われている。
興行成績も好調で、このままいけば「功夫カンフーハッスル)」を抜いて、香港における中華圏で制作された映画(つまり中国語広東語台湾語を主にした映画)の興行成績1位になるかもしれないと言われている。
社会現象にまでなってしまったので、当然主役の2人も一躍「時の人」に。服のセンスがイケテないと言われているミッシェル陳妍希には早く専属のメイクとスタイリストを持たせるべきだ。
そして新人なのに急に人気者になった柯震東も大忙しだ。CDを出したので、今回3日間宣伝のため香港に来訪したが、スケジュールはぎっちり。
そんな柯震東を一目拝もうと荃湾に行ってきた。ここで夜8時からサイン会が開かれたのだ。
8時まで何してようかとブラブラしていたら、ショッピングモールの一角で「仮面ライダー戦隊シリーズ」のイベントをしていた。ずらり勢ぞろいした仮面ライダーの歴代のスーツとかかなり力が入っている。大画面ではオープニングの画像が流れていてまだ若いオダギリジョーが見られたのは予想外の収穫だった。
30分遅れてサイン会が開始された。新人の割にはかなりの人数が集まったと思う。
多分本人は今の状況をよく分かってないんじゃないだろうか?急に人気者になるってたいへんだ。キャリアのあるミッシェル陳妍希は冷静に天狗にならないように心配していたが、ここからが勝負どころだと私も思う。
写真だけ撮ってさっさと帰る。でもいろいろ楽しめた荃湾でした。