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「鋼的琴(鋼のピアノ)」を観る

国電影節から。去年の東京国際映画祭にも出品された作品。
子供の為に鋼鉄のピアノを仲間と共に作るお話。映画の中で使用した鋼鉄のピアノは、監督自身が買ってきて分解して撮影した。
雪が降る暗闇にスポットライトがあたり、その中でピアノを弾いたり、閉鎖された工場の中でフラメンコを踊ったりというドラマティックな演出もうまい。
主演の王千源は、たまにテレビドラマでも見かける。いつも飄々としていて、シリアスな場面の時でもユーモアを漂わせている。素と演技の境界線が曖昧なタイプの俳優だ。
結果的にはハッピーエンドではないけれど、しみじみとした幸福感に包まれる。