幾米絵本「星空」映画化

幾米の作品が映画化されるのは今回で3度目。しかし「向右走、向左走」も「地下鉄」もあまり成功したとは言えない。作品の完成度が高いので映画化は難易度が高いのだ。
いつもネットを使うときはマンションのロビーでWiFiに繋げて使っている。そのロビーの片隅に本棚があり、ふと見たら「星空」が置いてあった。
街の本屋さんで見つからなかったので、ラッキーだと思い早速中を見る。
幾米の他の作品と比べるとストーリーが具体的。これを読んだだけで映画をひとつ観た気持ちになった。主人公は中学生の女の子だが、孤独感やそれに打ち勝つために空想を創り出す気持ちは全ての人に当てはまるのではないか。またラストがいい。
これをどう映画化するのか?監督は「九降風」の林書宇。今日から公開。