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「打雷台(ギャランツ)」と「為ni鐘情(フローズン)」

第30届香港电影(香港フィルムアワード)金像奖を獲得した「打雷台」が気になって観てみた。
師匠役のテディロビンがとてもいい味を出している。テディロビンと言えば80年代香港映画の人という印象がある。「我愛夜来香」とか「鬼馬智多星」とか。監督の郭子健以下出演者がテディロビンに対してリスペクトしているのが画面から感じられる。
その次に観た「為ni鐘情」もアイドル全盛期のレスリー張國榮をリスペクトした映画。レスリー迷の女の子が冷凍冬眠で現代に蘇る話である。全編80年代香港カルチャーに対しての監督の思いが溢れんばかりである。
どちらもストーリーだけ聞いたらB級の匂いがぷんぷんするのに映画の印象はスマート。監督のセンスがいいのだろう。例えば「為ni鐘情」の中の主人公のファッションが80年代そのまんまではなく今でも通用するかわいさだったり。その娘役も対比として現代ぽさを強調するのに過激な方向に(パンクとかタトューとか)走るのが普通だと思うが、ここで登場するんは親孝行な「メガネっ娘」。これにはやられた。
日本で公開するかは謎だが、機会があれば見て損なし。80年代の香港に愛がある人は必見である。