香港濃度が高い

今回の制作会社は社長以下殆ど香港人。スタッフも香港人だらけ。なので普通に広東語で会議をしているw
同時に何本も制作しているが主に時代劇がメイン。これが大当たりしている。
この会社が制作するドラマの特徴として、とにかく「豪華絢爛」。衣装、美術もそうだし、CGも安っぽくない。若い女性をメインにして昼メロ並の愛憎劇に仕立てているのもヒットの要因だ。
今全国的に放送している「美人心計」は去年この会社が制作したドラマである。美術も今の美術ボスが担当している(私はこの時別のお仕事)。
時代劇はもともと人気ジャンルだが、年々大型化してきて手が込んできている。映画にも主演するような有名俳優が出演するのも多い。中国でも映画俳優とドラマ俳優は区別されているがその壁も低くなっているのかなと思う。
私自身も衣装美術を含めた中華ファンタジーが好きだし大奥並のドロドロした話も大好物なので一石二鳥である。