来年は辛亥革命ラッシュ

トレイシーの香港行きの飛行機が9時なのに合わせて、5時半に起きてチェックアウトの用意をする。
空港でトレイシーとお別れして、そのまま自分の北京の家まで送ってもらう。最初は自分でタクシーを拾って帰ろうと思ったのだが、予想外に荷物が多くて断念したのだ。いつもそうだが帰りのほうが荷物が増える。
実は今日の夕方、次の仕事の打ち合わせがある。辛亥革命をテーマにした中国ドラマである。そのドラマの日本部分の美術のリサーチが主な仕事らしい。リサーチを頼むぐらいだからいい加減なセットは作らないはずだと思うがどうなんだろう?
中国ドラマで日本人が登場するのは大抵抗日ドラマなので時代は1930年〜45年だ。明治時代というのはめずらしい。
そんなわけで一夜漬けで「坂の上の雲」を鑑賞する。基本的な日本家屋の構造はおおいに参考になる。
去年「下南洋」という40話の中国ドラマを撮った。この時に辛亥革命の勉強を少しした。その後「十月圍城」や「夜明」という孫文関連の映画を見たわけだが、来年に向けてますます孫文関連の映画ドラマは増えそうだ。