いんたーなしよなるな職場

4人でスタートした美術班。次第にそれぞれの個性も分かって来た。フランス人のフィリップは、大学からアメリカに住んでいて日本にも2ヶ月滞在したことがあるので少し日本語が話せる。中国には3ヶ月前に来て中国語はちょっとだけ。なのにとにかくおしゃべり大好き。一度口を開いたらもう止まらない。英語も話せる香港人のトレイシーが自動的にフィリップの話相手になってしまうが、毎日ぐったりしている。河北省出身の呂くんは普段は油絵を描く芸術家。いくら今中国がアート面でもバブルだとしても飯に困らないのは一部の人だけ。今回初めて撮影に参加するのでまだ勝手が分からない様子だ。
実はまだ台本が当局の審査に通っていない。なので製作会社から予算が降りず買い物もままならない状態である。基本的にはアメリカ軍VS日本軍の話で、何とか国内戦や共産ゲリラの大活躍とか無理やり盛りこんでいるがどうなんだろう。
許可が降りなかったらオール海外ロケでもオッケーだと思うんだけどw最近タイでロケをする香港人が多い。タイと全然関係ない「風雲2」も一部分タイで撮影している。
それとも台湾をスポンサーにするとか?